お知らせ
なでしこリーグ加盟審査を受けて
― クラブとしての振り返りと今後の取り組みについて ―
日頃より福岡J・アンクラスへの温かいご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございます。
先般お知らせいたしました通り、福岡J・アンクラスは2027年度なでしこリーグ2部加盟を目指して加盟希望申請を行いましたが、今回の審査では承認に至りませんでした。
この結果を受け、クラブでは今回の加盟審査に向けた準備やこれまでのクラブ運営について改めて振り返り、今後の成長に向けて何を改善すべきか、内部で検証を進めてまいりました。
今回の結果について、クラブとして特定の事項のみを不承認の理由と断定するものではありません。
一方で、今回の審査を通じて、カテゴリーを上げることだけではなく、福岡J・アンクラスが中長期的に持続可能なクラブとして成長していくために、さらに強化しなければならない部分があると改めて認識しています。
クラブとして、特に以下の3点を重要な課題として捉えています。
1.財務体質・収益基盤の強化
クラブが継続的に活動し、さらに上のカテゴリーを目指していくためには、安定した財務基盤と継続的な収益の確保が不可欠です。
これまで多くのパートナー企業、地域の皆さまをはじめ、多方面からクラブを支えていただいてきました。
その一方で、今後さらにクラブを成長させていくためには、特定の支援に依存するのではなく、自ら継続的に収益を生み出せる事業基盤を構築していくことが必要だと考えています。
トップパートナーをはじめとする新たなパートナーの獲得、既存パートナーとの関係強化、新規事業の創出など、収益構造そのものの強化に取り組んでまいります。
また、法人・個人を問わず、より多くの皆さまにクラブづくりへ関わっていただける新たな仕組みについても検討を進めてまいります。
2.クラブ運営・管理体制の強化
クラブの成長に伴い、会社としての運営・管理体制についても、より一層の整備が必要であると認識しています。
日々の収支状況の把握・管理、予算と実績の管理、契約書をはじめとする各種書類・契約の管理、業務や責任範囲の明確化など、クラブ経営の土台となる部分を改めて見直してまいります。
競技面だけではなく、会社として当たり前のことを一つひとつ積み重ね、クラブの規模が大きくなっても安定して運営できる組織基盤をつくってまいります。
3.試合開催環境・施設面の整備
上位カテゴリーを目指していくうえでは、チームの競技力だけでなく、安定してホームゲームを開催できる試合会場と、そのための施設環境を整えていくことも重要です。
現在、ホームタウンである宇美町をはじめとする関係者の皆さまと協議・連携を進めながら、クラブだけでなく、地域や子どもたちにとってもより良いスポーツ環境となることを目指し、試合開催環境・施設面の整備について取り組みを進めています。
短期間ですべてを解決できる課題ではありませんが、中長期的な視点を持ちながら、一つひとつ具体的な改善につなげてまいります。
なでしこリーグ加盟への再挑戦と、その先へ
今回の結果を、私たちは重く受け止めています。
一方で、なでしこリーグへの加盟だけを目的として、これらの課題を改善するわけではありません。
財務、組織、施設のいずれも福岡J・アンクラスがこれから先も地域に必要とされ、持続的に成長していくために、カテゴリーにかかわらず向き合わなければならない課題だと考えています。
そのうえで、翌年のなでしこリーグ加盟審査に改めて挑戦します。
私たちは、福岡・九州という地域が持つ力、これまでクラブを支えてくださった企業・行政・教育機関・地域の皆さまとのつながりには、大きな可能性があると考えています。
なでしこリーグへの加盟は、クラブが目指す未来のゴールではなく、その先へ進むための一つの通過点です。
今回の結果から目を背けることなく、自分たちに足りなかったものと向き合い、一つひとつ改善してまいります。
そして、クラブだけですべてをつくるのではなく、企業、行政、教育機関、地域、ファン・サポーターの皆さまと、これまで以上に力を合わせながら、福岡・九州に必要とされるクラブを目指してまいります。
現在、クラブは組織・運営体制についても移行期にあります。
その過程において、関係者の皆さまにはご迷惑やご不便をおかけすることもあるかと存じますが、課題を曖昧にすることなく、より良いクラブへと変わっていくための取り組みを進めてまいります。
今後、今回整理した課題に対する具体的な取り組みについても、順次皆さまにお知らせしてまいります。
引き続き、福岡J・アンクラスへのご理解、ご支援、ご声援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。