皇后杯 JFA 第45回全日本女子サッカー選手権大会 2回戦
11月25日(土) 10:30 Kick off
@石巻フットボール場(宮城県)
アンクラス 1(1-0,0-0)0 ノルディーア北海道
得点経過
41分 #20 原日樺(1-0)
マッチレポート
プレナスなでしこリーグの最終節から42日。皇后杯JFA第45回全日本女子サッカー選手権大会が開幕した。
カテゴリーを超えた日本全国の強豪チームとの戦うことができる最高の舞台。
昨年度は初戦敗退し、リーグ戦と異なるノックアウト方式の厳しさを思い知らされた。
今年度のチームとしての目標は「5回戦出場」だ。初戦の相手は、ノルディーア北海道。
食うか食われるか、絶対に負けられない戦いが、初雪がちらつく石巻の地で幕開けた。
風速8mの強風の中、風上に立ったアンクラス。思うようにボールを運ぶことができずに苦しい展開が続く。
前半23分、中盤の要#8 藤亜由美から左サイドを展開。左サイドからのクロスボールに反応した#原日樺が接触。一時試合が中断した。
この間#河島監督は選手を集め、チームメイトとの距離を近くポジショニングを取るように指示し、立て直しを図った。
そして前半41分、中盤でボールを奪い、右サイドを良いスタートを切って走り出した#20 原日樺へ。ペナルティーエリア付近で右足を振り抜き、待望のゴール。#20 原日樺にとっては2023シーズン初ゴールとなった。
前半43分に、左サイド#6 浮田琴音からのクロスボールを相手DFが頭でクリア。そのボールに反応した#14 柳田詩織、こぼれ球を頭で地面に叩きつけトラップしシュート。#14 柳田詩織らしいプレーが出たがゴールならず。前半が終了した。
後半立ち上がりから勢いを持って追加点を狙いに行くアンクラス。風下に立ったと思いきや風向きが変わり向かい風を受けることになった。
後半途中で#25 相浦 幸桜と#16 上村美月を投入し、追加点を狙うがなかなか得点することができない。そんな中自陣でのバックパスを奪われピンチを迎えるが#1 朝山がしっかりセーブ。
そのまま試合終了。しっかり勝ちきり、次のステージに駒を進めることとなった。
3回戦は12月3日(日)14:00kickoff、三重交通Gスポーツの杜鈴鹿サッカーラグビー場・メインG(三重県)で行われます。
引き続き応援よろしくお願い致します。
コメント
監督 河島 美絵
今日の試合は、前半強い向かい風で戸惑った部分もありましたが、前半途中から選手の距離感も良くなりテンポ良くボールを動かせるシーンも増えてきました。
スタメン起用に応えてくれた#20原のゴールでなんとか1-0で勝利出来て良かったと思います。
3回戦に向けて、また皆でトレーニングに励みます。
#20 原日樺
今日は強風の中での試合となり、なかなか自分たちのサッカーをすることができず、難しい展開となりました。試合の中で改善することができ、前半のうちに得点できたことは良かったと思います。
個人的には、初得点を決めることができて本当に嬉しかったです!もっと攻守ともにハードワークし続けて、チームの勝利に貢献できるように頑張っていきたいです。
皇后杯は、今シーズンの集大成となるので、みんなで良い準備をして3回戦に臨みたいと思います。
#24 平良 文果
立ち上がりから全員で盛り上げ、ピッチ内でのコミュニケーションを積極的にとっていこうと話し、試合に挑みました。
強風の中での試合ということもあり、
自分達が思うようなサッカーが出来ず、苦しむ時間帯の方が多かったですが数少ないチャンスをものにできたのは良かったと思います。
ただ、個人的にはFWとして自分が点取りに行くという気持ちで試合に挑んだので中々チャンスを作り出せず役割を果たせなかったのは悔しいです。
皇后杯は、普段戦えないチームと戦える良い機会だと思うので、1つでも多く前に進めるようにしっかり今試合の振り返りをして次に向けて勝つための準備をしていきたいです。