【プレナスなでしこリーグ2部】
JFAアカデミー福島 vs 福岡Ｊ・アンクラス
第3節 4月16日（日）
11:00 Kick off
@時之栖スポーツセンター裾野グラウンド
JFAアカデミー福島 0(0-0,0-1)1 福岡Ｊ・アンクラス
得点経過
89分 #10岡未沙子（0-1）
マッチレポート
昨日から降り続けていた雨も止み、気温26.7度快晴の中での試合、各年代の代表選手を擁するアカデミー福島に対し、強固な守備ブロック形成からのカウンターサッカーに徹したアンクラス。昨シーズンアカデミーから2ゴールを上げている藤崎をスタメンに起用し、粘り強い守備からチャンスを伺う。
試合開始から#2和田を中心に統率されたアンクラスの守備は11人全員が同じイメージを共有し、相手に決定的なチャンスを作らせず前半をシュート3本に抑える。
ハーフタイムにはアカデミーの背後へのアクションへの対応、風上に立つ相手ロングシュートへの対策を確認。
攻撃面もカウンターの形を再確認し、最後まで粘り強く戦い、全員でワンチャンスを狙うイメージを共有して後半戦に挑む。
後半が始まりアカデミーは背後へのロングボールを狙ってくるが前半と同様アンクラスはラインコントロールとカバーリングで対応。
54分、64分にはアカデミー#10谷川にロングシュートを打たれるがGK#1朝山が落ち着いて対応していく。
69分、自陣からのフリーキックを#14柳田から#7須田へと繋ぎ、後半から#13藤崎に代わって入った#10岡へのスルーパスが通り左足で振り抜いたシュートは惜しくもバーの上。
そして試合が動いたのはスコアレスで迎えた試合終了間際の89分。
高い位置でplayしていた相手GKから左CB、ボランチへとパスを繋いだ瞬間、#22髙橋と#10岡の素早いアプローチで相手のミスを誘いボール奪取に成功。そのままを無人のゴールへミドルシュート。
試合終了間際にアンクラスが先制に成功する。
アディッショナルタイムを含め3分間、1点を手にしたアンクラスは更に集中力を高め、アカデミーの攻撃を跳ね返し続ける。
アディッショナルタイムが2分経過したアカデミーのコーナーキックをクリアしたところでタイムアップ。
前節に続き勝利したアンクラスは2連勝でリーグ3位に浮上した。
次節は4月23日(日)13:00kickoff、ホーム（小郡市陸上競技場）にFCふじざくら山梨を迎えての一戦です。
ホーム戦初勝利、3連勝目指して最高の準備をしたいと思います。
引き続き応援よろしくお願い致します。
コメント
毎年上位に絡んでくるアカデミー福島との対戦で、厳しい戦いになる事は想定していました。
スピードのある選手への対応、スキルが高い中盤の選手への対応、どこへ誘導しどこで勝負を賭けるのか、勝ち点を掴む為に1週間かけてトレーニングした事を今日の試合で選手たちは90分間粘り強くやり続けてくれたと思います。
ボール奪取からの攻撃面で課題は残りますが、勝ち点を積み上げながら1つずつクリアしていきます。
今日の勝利は高い意識で1週間トレーニングし続けた23人の選手とスタッフ陣全員で掴んだ勝利です。
リーグ戦はまだまだ続きますが、チーム全員で今季スローガンに掲げた【BEAT ALL】の気持ちで全てに打ち勝っていきます！
今回の試合は、押し込まれる試合展開になると分かっていたので、しっかり組織で粘り強く守るというテーマでのぞみました。
結果として今シーズン初の無失点で終われたことはよかったと思います。
まだまだ修正しないといけないことが多いので1つずつ課題と向き合って次の試合に向けて備えたいと思います。
今回の相手は足元の技術や身体能力が高く格上の相手でしたが、チーム全体として決めた事を徹底して合わせることを意識して試合に臨みました。
予想通り厳しい時間が多くなりましたが、そこを耐えたことで最後にチャンスが巡ってきたと思います。初戦で大敗を喫する形になりましたが、ここ2戦での勝ち点3は私たちを勢い付けると思うので、またしっかり次節に向けて準備していきます。
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