【プレナスなでしこリーグ2部】
福岡J・アンクラス vs つくばFCレディース
第18節 10月9日(日)
13:00 Kick off
@セキショウ・チャレンジスタジアム
福岡J・アンクラス 0(0-0,0-0)0 つくばFCレディース
マッチレポート
今シーズンリーグのラストマッチはつくばFCとのAWAY戦。
2022シーズンの集大成となる試合開始。
前半立ち上がりから、攻守共に積極的に仕掛ける。
全体が間延びしない距離間を意識し、守備ではプレスバックの意識も高く相手に自由にplayさせない。
攻撃では1週間のトレーニングで行った相手3バックの脇を取る意識と、その際のハーフレーンの使い方もうまく噛み合い良い距離感でのコンビネーションプレーで仕掛けていくシーンが目立つ。
セットプレーの守備でもポジショニングと積極的なチャレンジで相手より先にボールを触ることができてる。
守攻の切替時にプライオリティ意識した縦への意識も高い。
が、しかし、相手も絶対に落とせない試合であるため集中力も非常に高く、チームとして連携もとれていてなかなかゴールを奪えないままスコアレスで前半を折り返す。
後半、河島監督が勝負にでる。
リザーブのフィールドプレーヤーを全員ピッチへ送り出す。
全てのカードの切り方が「ゴールを守る」ためではなく、「ゴールを奪う」ため。
徐々に左右、中央のどのエリアからも仕掛けることができ、相手に主導権を握らせなかった。
攻めの手を緩めることなく仕掛け続けたことは大変評価できる。
「アンクラスは攻めの姿勢を崩さない!」
最後のホイッスルが鳴るまで仕掛け続けたが、ここでタイムアップ。
中断期間に掲げた目標は2つ、得失点±0、Aクラスである5位。
得失点は達成できなかったが、目標の5位はしっかり掴み取った。
シーズンを通じて「守り」に入った試合はなかった。
「攻め」の姿勢を崩さず仕掛け続けることで成長し、徐々に負けないチームとして生まれ変わる。
「ここで終わるチーム」ではなく、「ここからさらに2023シーズン飛躍するチーム!」となれる可能性を感じた。
最後に、サッカーは試合当日の闘いだけではなく、バックヤードで支えてくれているスタッフ、ファン、サポーター、スポンサー、チームを支えてくださっている多くの皆さんがそれぞれのフィールドで勝負し続けてくれていると思っています。
チームの勝った負けたに一憂せず、どんな状況でも諦めずにアンクラスと共に闘ってくれた全ての方々には感謝しかありません。ありがとうございました。
引き続き魅了できるチームを目指して取り組んで参りますので、応援よろしくお願いします。
全ての皆様、ありがとうございました。
2023シーズンも共に闘いましょう!
監督 河島美絵コメント
2022シーズンリーグ最終戦、前節で2部残留を決めたが、中断期間に掲げた目標である「Aクラスでのフィニッシュ」「得失点±0」を目指して戦った試合。
前日のミーティングでもスタッフ・選手全員で得点のイメージを共有し、試合前にはGK#1朝山から「出来ない事はない!やれば出来る!」と皆を鼓舞する声掛けで更にボルテージは上がりkickoffと同時に作戦が決行された。
守備ではFWのハードワークからボールを奪えるシーンも増え、攻撃では幾度となくアタッキングサードへ侵入する事は出来たが、つくばの粘り強い守備でなかなか決定機までは作らせてもらえない。
ゴールが奪えないまま時間だけが過ぎ、相手のカウンターを食らいそうなシーンもあったが、CB#4成合・#10岡が90分間集中を切らす事なく相手の攻撃の芽を潰し、何度も前線にチャンスボールを送り続けるがタイムアップ。
2つの目標の1つは達成できなかったが、90分間最後まで諦めずに戦い続けた選手たちを褒めてあげたい。
そして、私たちがこのなでしこリーグというピッチで戦えるのは、いつも支えてくださっている多くの皆様のお陰です。
本当にいつもありがとうございます。
今季、1部昇格には届かなかったですが、皆様と戦えた事心より感謝しています。
今季は残り皇后杯もありますが、オフシーズンはチームとしてドンドン地域事業に参加し、選手・スタッフが皆様の身近な存在として一緒に地域を盛り上げていきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
#10 岡未沙子
リーグ最終節、勝ち点3はもちろん、リーグ再開からの目標であった、「Aクラス(5位以上)、得失点差±0」を全体で掴みにいきました。
複数得点する為にも、ゲームプランをたて挑みましたが、0-0の引き分けという結果で終わってしまいました。
away戦にも関わらず、多くの方々が現地で、Live配信で応援してくださる中、得点という形で盛り上げることができず残念です。
私自身、DFラインとして、多くのチャンスを前線に与えられるよう、今後も取り組んでいきたいと思います。
支えてくださる皆様のお陰で、リーグ戦全18節、無事に闘い抜くことができました。
ありがとうございました。
リーグ戦での学びを皇后杯に繋げ、闘っていきます。
引き続き、ご声援の程よろしくお願い致します。
#7 須田綾香
全日程のリーグ戦を無事に終えることができました。
リーグ最終戦、Aクラスで終わること、得失点差を0にすることを目標にして1週間練習してきました。
得失点差0にするために9点は取らないといけない状況の中、チーム全員がゴールを目指し、高い位置からプレスをかけ、ボールを奪ったら素早く攻撃できていました。
課題はたくさんありますが、リーグが再開してからの3試合得点を奪うことができていません。
もっと決定率を上げていき相手にとって嫌な攻撃ができるよう、これからも日々練習して皇后杯に向けて準備していきます。